サルコペニア

「ロコモ(ロコモーティブシンドローム)」は知られて来たかもしれませんが、「サルコペニア」は?

サルコペニアとは?ロコモとの違いは?

サルコペニアは、加齢による筋肉量の減少と筋力の低下、骨格筋の萎縮など身体機能が低下している状態の事を言います。

筋力が低下すると動きたくないなぁーと活動量が不足、年齢と共に食事摂取量が低下すると栄養不足にもなりサルコペニア発症に繋がって行きます。

筋肉量が低下するとつまづきの原因になったり、膝などの関節を保護する事が難しくなり痛みが出現する事でさらに活動量が減っていく。

このような運動器(身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称)の障害により移動機能が低下する事をロコモ(ロコモーティブシンドローム)と言います。

トイレタイムが筋トレチャンス

女性の筋肉量
女性の筋肉量

このグラフ化このグラフからもわかるように、40歳を過ぎると女性の筋肉量はどんどん低下して行きます。

かと言って最初から筋肉が少ない女性にとってスポーツジム等機器を用いた筋力トレーニングや急激な運動はハードルが高く、逆に筋力がないために疲労感を感じてしまう事もあります。

日常生活で出来る事から始めましょう。

筋肉をつけるには負荷をかける必要があるので、ウォーキングだけでは難しい。途中で早歩きや階段上りを追加するとgoodです。

私のオススメは「トイレスクワット」

洋式便座に座る寸前で止まりゆっくり立ち上がる、を数度繰り返します。

ポイントは①背筋を伸ばす②ゆっくりお尻を下げる③立ち上がる時は太ももに力を入れてゆっくり膝を伸ばしお尻を持ち上げる。

若い人でも

現代は若者でもダイエットで食が細く栄養不足、疲れやすくてエスカレーター使用で筋肉量不足…など若い人でもサルコペニア予備軍はたくさんいそうです。

コロナで在宅ワークのため活動量自体が減っています。

意識して「動く」「負荷をかける」を心がける必要がありそうです。