くしゃみや咳、重いものを持った時に尿が漏れてしまう事はありませんか?
出産や肥満、便秘などがきっかけで尿漏れを起こす人もおり、20代30代の女性でも悩んでいる人は少なくありません。
特に40歳を過ぎると骨盤底を支える機能が弱くなり尿漏れが起きやすくなります。
尿失禁には大きく3つあり、この3つで全体の98%を占めると言われています。
男性の尿道は細く長く、出口までS字を描いていますが、女性は約3㎝でストンと短い尿道。
この身体の構造上、男性に比べ尿漏れが起きやすくなっています。
また、出産は骨盤底筋群が大きく引っ張られるため緩んでしまうことも原因の一つです。出産を2回以上経験した人は尿失禁の発症率が高いと言われています。
骨盤底筋がしっかりしていればお腹に力が入ってもしっかり出口を絞めておけますが、蛇口が緩んでいる状態なので漏れてしまうわけです。
膀胱・子宮・膣・直腸など骨盤内の臓器を下から支えている、尿道から肛門にかけて骨盤の底にハンモック状の筋肉です。
この筋肉は自分の意志で動かすことが可能なため、収縮や弛緩をコントロール出来、トレーニングすることで鍛えることも出来ます。
尿失禁の約50%を占める腹圧性尿失禁と約30%を占める混合型、合わせて約80%の尿失禁はこの「骨盤底筋群トレーニング」によって改善すると言われます。
尿漏れ以外にも骨盤底筋群が緩むと、骨盤内の臓器が下がって出てきてしまう骨盤内臓器脱になってしまいます。
骨盤臓器脱の初期には、入浴中などに股の間にピンポン球のようなものが触れるようになり、進行すると夕方から夜にかけて、歩いているときに股の辺りに何かが下がっている違和感を感じるようになり、ひどくなると下着との摩擦で出血・かゆみ・痛みなどの症状が出てきます。
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