4月9日は「子(4)宮(9)」で「子宮の日」です。
皆さんは自分の「子宮」について考えたことは有りますか?
「生理痛はあって当たり前」ではない
月経が来るとお腹が痛くなる。コレって当たり前の事ではないんです。生理痛を知らない人もいるんですよ。
10代や20代前半の月経痛は原因となる病気がない場合が多く、原因は
- 子宮や卵巣が未成熟
- 子宮の収縮を促す物質「プロスタグランジン」の分泌量が多い
- 冷え
- ストレス
などが考えられます。
いっとき流行った「生足」は冷えを助長します、以ての外。足やお腹を冷やすと子宮も冷えてしまいますね。
よもぎ蒸しは温かさが直に子宮まで届くので大変良いです。今はよもぎ蒸し温座パットも市販されています。これを使用するといつでも何処でも子宮を温められますね。
病気が隠れる月経痛
20代後半からだんだんと月経痛が重くなる、また月経以外の時でも痛みがあるなどの場合は病気が隠れている場合が有ります。
詳しくは以前書いたコラムを →「その月経困難症は病気が原因かも」「子宮内膜症、発見の鍵は生理痛」
若い人に多い子宮頸がん
子宮頸がんは20〜30代に多く見られるがんです。年間約1万人が罹患し約3千人が亡くなると言われています(2007年調べ)
子宮頸がんはウイルスが原因とわかっています。
性交経験があれば一度は感染していると言われていますが、ウイルスのタイプによっては自然治癒する場合も多く必ずしもがんになる訳ではありません。
ただし子宮頸がんに進行していく場合もありますから、セックス経験のある人は定期的に検診を受けることが早期発見に繋がります。早期に見つかると子宮を残す治療も可能で妊娠・出産も心配ありません。
とは言うものの若い方は検診台が怖い、仕事が忙しい、若いお母さんは子育てで忙しい…と日本の検診率は低いのが現状です。
今、自宅で簡単に子宮頸がん検診が出来るのをご存知でしょうか?
PAPI'Qss(パピックス)は自宅で自分で細胞を採取、ポストに投函、後日メールで結果がわかります。
詳しくはPAPI'Qssのページ(→こちら)をご覧ください。