週に一回でも動かすと違う

先日「更年期を”幸年期”にかえる女性のカラダづくり実践講習会〜女性のライフステージに合ったフィットネスの提案〜」を受講。その内容から少し抜粋。

肩と股関節

疲れやすく負担がかかりやすいのがこの二つの関節。

どちらも「球関節」と言ってお椀にボールが入り込む形の関節。可動域が広いのが特徴です。

よく動くので疲れやすい。しかし動かさないでいると年齢とともに「油切れ」状態となり、動きが鈍くなります。

四十肩五十肩を英語で「frozen shoulder」と言いますが、固まって(凍って)動かない状態を良く言い表していますね。

肩関節に支障が出ると「結束結帯ができなくなる」と以前は言ったようです。

確かに、髪を結わえたり帯を後ろ手で結ぶと言う行為は肩関節が柔軟でなければできない行為です。

週に一回でもいい

頑張って強い運動をする必要はありません。

週に一回でも良いので動かしてやる事がこの関節には良いようです。

錆びついたネジを緩めるように色々な方向に痛みを感じない程度に動かすと、油(関節液)も滲み出てきてスムーズに動かす事ができるようになります。

関節の音を聞くと良くわかります。

錆びついているときはゴリゴリと音がします。そのような時は大きく動かさず小さな簡単な動きを繰り返してください。

音がなくなったら関節液がまわってきた証拠です。可動域を広げて大きく。

私の生徒さんの中にも、週に一回半年で見違えるように綺麗な「相撲スクワット」ができるようになった方や五十肩が楽になった方もいます。

始終肩を動かしている人は関節液も乾いておらず、五十肩にもなりづらいと言う人もいるようです。

肩甲骨を動かすと若返る⁈

肩関節と結合している肩甲骨の動きを良くする事で、姿勢や肩こり・腰痛の改善にまで繋がるようです。

姿勢の変化やデスクワーク・スマホなどで前屈みの姿勢が多くなる今、ここを動かす事は首・顔周りの血液循環が促され綺麗な姿勢と顔色を取り戻し若々しくなる事間違いなしです。

動く時間も無理はしない。

運動経験のない方や更年期世代の女性は長時間の運動はできません。20〜60分くらいが適当で十分です。

運動強度も「やや楽」くらいが丁度。極端に息が上がらない程度にするのが続けるコツと言えそうです。

 

定期的に動かす事で若々しいお顔と姿勢が保てますね。