少しずつ動き、動ける自分を作るのはいかが?

「疲れた〜」「何にもしたく無い〜」ついつい言葉に出てませんか?

女性はどんどん筋力が減り体力が落ちてきます、姿勢が悪いと疲れやすくもなります。

そう言って動かないとますます筋力は落ち、やる気を無くし…

新年も始まりました、今年の目標は「少しずつ動いてみる」「動ける自分を作る」はいかがでしょう。

20歳がピーク

女性の筋力は20〜30歳をピークに落ちていきます。

特に40歳を過ぎると何もしないでいると急激に減り、この事が膝痛や腰痛、何も無いところでつまずく…などの不都合に繋がっていきます。

太ももの前側(大腿四頭筋)は身体の中でも1〜2位を争う大きさ。この部分が急激に減るという事は…

筋肉量が減る=基礎代謝量が減る=今までと同じ量を食べると消費でき無い=太る=動かなくなる…負のスパイラルですね。

筋肉量が多いと体が冷えにくく、血液の流れがよくなって、巡りがよくなることで疲れを感じにくくなることも期待できます。

低体力・低筋力の女性にキツい筋トレは必要無い

あなたがアスリートを目指しているのなら、必要な筋肉に働きかけ筋肉を大きくする事が重要でしょう。

しかし、ごく普通の女性は20〜30代の筋肉を「維持」していく事で十分な場合が多いと思います。

低体力・低筋力の女性は背骨のS字カーブを正しく整え、それから動く事が必要。

負荷の少ない動き(汗を余りかかない、何度行ってもフォームが崩れ無い動き)をたくさんの回数行うと疲労感を感じず筋肉を鍛える事が可能です。

女性に最適はスクワット

場所も取らない、動きも難しくないのはスクワットです。一番落ちていく大腿四頭筋をもっとも鍛えます。

つま先と膝の関係で注意したい事が2つ。一つは向き。同じ方向にしないと膝を痛めてしまいます。

2つ目、屈む際つま先から膝が出ないようにする事。これは椅子に座る時を想像してお尻を突き出すと良くできます。

実際、椅子やトイレの便座を利用しスクワットを行うと気軽に出来るかもしれません。

また屈む際背中は丸めないでください。腰は反らせる必要はありませんが、軽くお腹に力を入れ背筋は伸ばして。

回数は?と聞かれますが、ご自身が「キツい」と思ったらそれより3回多く、とお答えしています。

そのようにしていくと少しずつ回数が増やせます。

日常生活にエクササイズがある

日常生活の中でも十分に「動く」事はできます。

主婦の動きは考えるよりもずっとメッツ数(METs(メッツ)は「Metabolic equivalents」の略で、活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを表しています)があり、結構なエクササイズとなります。

また、階段を上がる・物を運ぶ・ゴミを片付ける・階段を降りる…などオフィスの仕事もチョコチョコ動くとメッツを稼げますよ。

このように特別な事を考えなくともエクササイズは可能です。

こまめに立ち上がる事は生活習慣病を改善し、長生きするという報告もあります(こちら

筋肉を維持して、こまめに動きメタボ、ロコモ予防!

きっと気付かないうちに家が綺麗になってたり、身体がシェイプされてたり、そんな自分が嬉しくなったり…正のスパイラルに繋がっていくかもしれません。

動ける自分を作って今年こそは「疲れた〜」を言わないご自身を目標にしてみてはいかがでしょうか。