薬に頼らず眠る努力をしてもどうしても眠れない時はお薬に頼るのも良いでしょう。
不眠のタイプは大きく3つ。薬はタイプに合わせ処方されるので、お医者さんには自分の睡眠の状態を正しく伝える事が必要です。
寝つきの悪いタイプ(入眠障害)
短時間で一気に強く働くタイプが速やかな入眠を促してくれます。
このタイプを長期に服用している時は、急にやめると人によっては不眠が強くなったり、不安が強くなりやすい事があります。
徐々に飲む量を減らす事が大切です。
夜中に目が覚めてしまう(中途覚醒)朝早く起きてしまう(早朝覚醒)
比較的ゆっくりと効いているタイプの薬が処方されます。
寝付く時間に飲んだのに朝起きた時にボ〜ッとしているなどの場合は薬が聞きすぎている事があります。
無理に飲み続けず、処方医に相談する必要があります。
また、夜中に飲んでしまうと朝起きる時間にまだ薬の効き目が残ったままとなり、先ほどと同様ボ〜ッとしてしまう事があります。余り遅くに飲む事は避けた方が良いでしょう。
薬の注意
睡眠作用以外の薬理作用ももあります。
不安や興奮を鎮めたり、筋肉をゆるませる働きもあります。歩行や頭痛などに注意が必要です。
また効き目がすぐに出るものは、飲む前に必要な事は済ませメル準備が出来てから飲みましょう。
くれぐれも飲んで車の運転などはしないでくださいね。
全部ではありませんし、起こりにくいとは言われていますが依存性があるものもあります。
長期間飲み続けたり、アルコールと合わさる事で起こりやすくなります。
- 処方医の指示通りの量を守る
- 薬に頼る前に不眠の原因を取り除く努力をする
- 改善が見られたら医師の指示を受け徐々に減量する
などの努力は必要です。
睡眠薬だけではなく薬は一生飲み続けなくてはいけないものではありません。(原因によっては必要な場合もあります)
薬に頼らない努力(運動・食事・生活環境など)を一度見直して、快適に過ごしましょう。