暑さに負けるな!夏バテ対策

身体がだるい、疲れがとれない、食欲がない、眠れない…夏の暑さでの身体の不調を「夏バテ」と言いますね。

でもその夏バテ、ただの疲れではない可能性があります。

夏バテの原因

夏バテの原因はいくつか考えられます

  1. 室内外の温度差
  2. 睡眠不足
  3. 冷たいものの過剰摂取
  4. 発汗異常

などが考えられます。

冷房によって身体が冷える事出血流が悪くなり免疫力が低下したり、体温を調節する自律神経が乱れたり、汗を嫁せずに熱がこもったりします。自律神経の乱れは立ちくらみやめまい、吐き気の他、イライラや無気力などの精神的症状が見られる事もあります。

暑くて眠れない、眠りが浅いなどで寝不足になると疲れがとれません。

暑いからと冷たいものばかり摂り胃腸が冷えると働きが低下してしまいます。すると消化不良になり、食欲低下→栄養不足→スタミナ不足となります。

湿度が高いと汗の蒸発が妨げられ、体内に熱がこもり体温調節がうまくいかなくなります。

また、大量の汗をかき水分だけを摂りすぎると体内のミネラルのバランスが悪くなり、疲れやすくなります。

 

夏バテ対策

1. 水分補給

汗をかいて失われた水分と塩分は「早めに」「こまめに」補給しましょう。

「喉が渇いた」と感じた時にはすでに脱水が始まっています。喉の渇きを感じる前に補給です。

適度な塩分と当分を含んで吸収の早い「経口補水液」や「スポーツドリンク」を活用しましょう。

ここまでは熱中症対策を同じですね。

ただし、冷たすぎる飲み物は胃腸に負担がかかるので、注意です。

 

2. しっかり睡眠

規則正しい生活で眠りの質をあげましょう。

寝室内を快適に保つため温度は約28℃、湿度は50〜60%を目安に。エアコンや扇風機を活用してもタイマーを設定し一晩中かけ続けない事が大切です。

 

3. 上手に汗をかく

汗をかく事は身体の温度調節のためにとても重要です。

気温が低く日差しも弱めの早朝や夕方に15〜20分程度身体を動かしてみましょう。

半身浴などでゆっくりぬるめのお風呂につかるのも汗をかきやすくなります。

 

次回は水分補給のポイント、経口補水液とスポーツドリンクの違い。そして、夏バテ?と思っていたら実は…というお話です。