巻き爪でお悩みの女性も多いはず。
病院を受診する方も多いようですが、「治療」も大事ですが「予防」が何より大事なようです。
巻き爪になる原因
巻き爪は自分の足に合わない靴、深爪、遺伝、スポーツ、加齢などが考えられます。
自分の足に合わない靴とは、窮屈な靴はもちろんですが逆にゆとりがありすぎる靴も、靴の中で足が動いてしまい爪が靴先や上に当たってしまいます。
女性はストッキングを履くため爪先が締め付けられ隣の指と接触するため、巻き爪になる人が多いようです。
爪の切り方も巻き爪に関係が。両端を短く、トップを一番長く残しておくような丸みのあるカットでは、両端の短い部分が皮膚に食い込み痛みが増幅します。深爪も同様に皮膚に食い込んでしまいます。
加齢により爪も乾燥します。乾燥により厚みを増した爪はさらに乾燥し、縮んで湾曲して食い込みやすくなっていきます。
巻き爪の治療
やはり、フットケア専門治療院や病院へ行くことをお勧めします。自分で処置を行い悪化や化膿させては元も子もありません。
薬やワイヤー矯正、手術など、症状にあった処置を施してくれます。
病院は皮膚科、外科、形成外科、整形外科などで診てもらえるようです。ただ、その科の処置になりますから、爪を専門としている病院・フットケア専門治療院を選ぶと長く爪をケアしていけると思います。
自分でできる予防
先ほども言いましたが爪の切り方も巻き爪に関係します。
爪を切る時は真横に切り、食い込みやすい両端は滑らかなカーブを描くように切るスクエアカットが良いでしょう。
爪の長さは指の肉の高さと同じ程度まで、深爪はしないように気をつけましょう。
靴はサイズの合ったものを選ぶこと。左右差がある人はその補正の仕方にも気をつける必要があるかもしれません。
むやみに爪先に詰め物をするのではなく、足のアーチに沿った中敷を部分的に使用したり、オーダーメイドインソールも良いでしょう。
原因の一つに指同士の接触がありましたが、それを改善するために五本指ソックスも有効なようです。
ただしあまり1本1本が窮屈なものは却って爪を圧迫するので締め付けすぎないものが良いでしょう。
親指だけが巻き爪の方は足袋ソックスでも良いかもしれません。
ひどくなると痛くて歩くのも大変になる人もいる巻き爪。
再発しないような「予防」が重要なようです。