色とココロの健康

購買意欲が高まったり、食欲が抑えられたり、心を鎮めたり…色にはそれぞれ効果があるようです。

以前嗅覚についてお伝えしましたが(香りと脳)、今日は色と健康について。

色の効果

以前スリープケアマスター川島美奈子先生から「心地よい寝室・寝具環境」を教えていただきました。

音、温度、湿度、光などと共に色も大事な要素であり、刺激的な色よりベージュやブラウン・グレーなど落ち着いた色合いが良いようです。

ベージュやブラウンはリラックス効果があり、グレーは鎮静効果、水色は両方の効果と清涼効果があり実際2℃ほど体感温度が下がると言われています。

逆に赤は購買や食欲などの意欲が高まり体感温度も上がるようです。見ているだけで元気になる色でもあります。

青は誠実な印象、鎮静効果がありますが食器にすると食欲が減退するとも言われています。

オーラソーマはセラピー

色が関係するものにオーラソーマがあります。

オーラソーマとは2色に分かれた100本以上あるボトルから直感的に魅かれる4本を選び出すものです。

選んだボトルはその人を映し出す鏡とも言われ、本質や潜在意識、現在、未来の可能性などの情報を知ることができるセラピーです。

オーラソーマでチョイスするボトルの色はその時々の心境で変わります。

占いとは異なるためホリスティック(肉体・精神・心など全体として身体を捉え、患者さん自身が自然治癒力を癒し、様々な治療法を選択・統合し最も適切な治療を行う。またありのまま全体を見つめ、限界や欠如も含めて尊重する姿勢のこと)な健康専門医が使用することもあります。

悩みや問題を抱えている時のサポートになるかもしれません。

パーソナルカラーはほぼ不変

「その人の個性を引き出して、最高に素敵に演出してくれる色」がパーソナルカラー。(NPO日本パーソナルカラー協会より)

パーソナルカラーの決定は目のしくみとも関係していますが「対比」と呼ばれる現象によるものです。

身体の部位色と物の色を対比する事で「肌の色がより綺麗に見える色」があなたのパーソナルカラー。

春夏秋冬の4シーズン、もしくはイエローとブルーの2ベースに分けられますが、難しく考えず顔の下に色を持ってきて明るく見える、ほうれい線が消える、シミやくすみが少ないなど顔映りの良いものがご自身のパーソナルカラー。

首元に来る色で顔の印象はだいぶ違います。ストールなどをこのようにして選ぶと洋服がパーソナルカラーでなくとも顔の色が明るくなります。

  

眠りにつきやすい色を揃えてぐっすり睡眠、元気になる色を身につける・綺麗に見える色をチョイスし気持ちを明るくする…など色を味方に付け健康に役立ててみてはいかがでしょうか。