冬至は一年で一番昼が短い日。冬至と言えばの食材を健康の面からお話。
かぼちゃのビタミン
太陽の力が弱くなって「太陽が生まれ変わる日」である冬至から運気が上昇すると信じられ、昔から冬至には「ん」のつく食べ物を食べると運が呼び込めるという言い伝えがあるようです。
かぼちゃ(なんきん)の他にも蓮根や人参なんてのもあるようです。
運を呼び込めるかどうかはわかりませんが、栄養的にかぼちゃはビタミンAが豊富、さらに「食事で免疫力up!」でもお伝えしましたが身体を温める食材でもあり、この時期風邪予防に効果的です。
小豆が凄い!
かぼちゃの食べ方はいろいろですが代表的なものに「いとこ煮」があります。
小豆とかぼちゃを煮たものですが、小豆の栄養が凄い!
良質なタンパク質を含み、免疫系の機能を助けエネルギー源となるグロブリンなどを含んでいます。
食物繊維、エネルギー代謝を助けるビタミンB群、赤ワインを凌ぐポリフェノール・アントシアニンは免疫細胞を増やすファイトケミカル、他にもカリウム、鉄分…が豊富で、アミノ酸スコアは82とかなり高い食材です。
柚子が良いのは
みかんの皮を乾燥させた「陳皮(ちんぴ)は生薬の一つです。
柚子もミカン科であるためその皮は咳止めや痛み止めとして使われます。
クエン酸、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンDなどが豊富に含まれ風邪予防に効果あり。
香り成分リモネンは免疫力アップや新陳代謝促進、さらに神経の興奮を鎮める作用もあるためぐっすり眠ることができます。
柚子湯にすることで皮膚に膜を張り水分を逃さず保湿効果、温められて強く香ることでリラックス効果もアップします。
ただし皮膚の弱い方はリモネンなどの成分で肌がピリピリ感じることもあります。
切ったりせず丸ごと、直接肌に触れることのないようガーゼなどに包んで、決してお湯の中で絞ったりしないでください。