姿勢が大事なダンスですが
バレエ、社交ダンス、日本舞踊、アイリッシュダンス…どれを取ってもダンサーの皆さんは姿勢が良いですね。
やはりダンスは姿勢が決め手です。
私も以前は猫背だったのが、フラをやり始めて「姿勢が良いですね」と言われるようになりました。
しかし40歳以降筋力が低下していく女性。猫背や反り腰など知らず知らずのうちに姿勢が悪化していきます。
私は60歳を超えた頃から肩周りや背中にお肉が付き姿勢がだんだん悪くなって来ています。
自分の身体が楽な体勢で踊ると手の位置などが全然綺麗にキマりません。反省です。
最近はスマホで自分のダンス姿を撮り確認する事が出来るので便利です。
いつまでも綺麗な姿勢で踊り続けられるよういたいものです。
お尻・肩甲骨を意識
私の教室ではお尻を締める、お腹を引っ込める、上から吊られてる人形のように首は伸び、肩甲骨を下げて肩はリラックス、と最初に声掛けします。
このお尻を締める事は「骨盤底筋群」を無意識に鍛えているのか、フラをやってる方に尿漏れの話を聞かないのはもしかしたら骨盤底筋群が知らず知らずのうちに鍛えられてるのかもしれません。
外人のフラダンサーさん達はお尻がプリッとしてるので、真似して腰を反らせ過ぎ痛めてしまうこともあります。
また女性には反り腰の人も多いので時々意識してお腹を引っ込めるのも大事です。
写真のようなポーズもとる事が多いフラ。この時背中が丸まったり首が落ちてては美しく無いですよね。
肩甲骨を下げると背筋も伸び姿勢が良くなりますね。
姿勢を正すと
先日のNHK「あさイチ」で肩にかけた重い荷物を重く感じないコツ、としてこの声掛けと同じ事を言っていました。
要は身体がしっかりと正しい位置にあれば重さをしっかり受け止められると言う事のようです。
肩甲骨が動かなくなってる方も結構います。
自分の身体の隅々まで使えるようになるとダンサーとしてだけではなく、日常生活でも楽に身体を動かせるようになり腰痛などの痛み緩和に繋がりますよ。