早期発見で8〜9割の方が治る乳がん

増える乳がん

30〜60歳代の日本女性がかかるがんのトップは乳がんです。

50年前は50人に一人だったのに対し、現在は12人に一人。

年代別では30代後半から急激に増加し、40代後半でピークに。さらに閉経後の60代前半で再びもう一つのピークがやってきます。

しかし、むやみに怖がらないでください。乳がんの死亡率は第5位。

乳がんは早期発見によって適切な治療を受ければ、ほとんどの場合生命に影響を及ぼさずに済む病気なのです。

検診の大切さ

早期発見であれば90%の人が治癒すると言われているにもかかわらず、検診を受けている人は3人に1人程度。

早期の乳がんは自覚症状がなく、触ってもわからないため画像診断でないと発見できません。

そのため自覚症状がないうちの定期的な検診が重要なのです。

検診の目的は乳がん死亡率の減少

乳がん検診の目的は単に乳がんを発見することではなく、死亡率を減少させることです。しこり2㎝以下の早期発見であれば

  • 命が守られる(10年生存率 90%以上)
  • 乳房や脇の下のリンパ節を残すことができる
  • 化学療法(抗がん剤)を行わないで済むこともある
  • 治療期間の短縮、治療費の軽減
  • 治療後の社会復帰が早い

など多くのメリットがあります。

早期発見ポイントは「自己検診」

定期的に乳房を調べる「自己検診」は乳がん早期発見の重要なポイントです。

ちょっとしたコツや自分の乳房に関心を持つことで、自身の健康を見つめるきっかけになればと思います。

コラム「ピンクリボン」もご覧ください。