毎日暑いですね。暑いといえば鰻、明日は土用の丑の日。
夏に鰻や甘酒
万葉集にも「夏バテに鰻を食べなさい」という歌があったそうです。理由は分からなくても大昔から夏には鰻!だったんですね。
鰻はエネルギーの代謝に関係するビタミンB群が多く含まれているので、夏バテ防止にはぴったり。
さらにビタミンEやAなども含まれており、栄養価の高い食材です。
甘酒も江戸時代夏バテ防止の効果が期待できる飲み物として、多くの人々から人気を集めていたようです。
年末神社で飲む温かい甘酒を思い起こしますが実は「甘酒」は夏の季語。
甘酒は栄養素が豊富なことから「飲む点滴」と呼ばれています。
エネルギーを作るのに欠かせないビタミンB1、B2、B12、葉酸などのビタミンB群、腸内環境を整えるビフィズス菌を増やすオリゴ糖、脳の大切なエネルギー源ブドウ糖、食後の血糖値を抑える食物繊維、タンパク質の原料であるアミノ酸、メラニン抑制効果があるコウジ酸…と様々な栄養素が豊富に入っている。
そのため疲労回復や腸内環境を整える、美白効果などが期待できると考えられます。
ビタミンB群はエネルギー代謝を助ける
食べた物は体内で形を変えエネルギーを作り出すTCAサイクルで利用され我々の活力へと変化する訳ですが、その途中でビタミンB群が手助けをしている。
「朝起きたてなのにダル重〜」な〜んてCM目にした事あるかもしれない。
他にも若い女優さんが「ニキビ、肌荒れ」で悩むCM、新陳代謝が上手くいかず肌トラブル。これも「代謝」が滞っているから。
こういったCMに登場する物はビタミンB群が配合されていると思って良いでしょう。
鰻や甘酒だけでは無く、納豆、牛乳、大豆、チーズ、ほうれん草、にんじん…普段口にする食べ物にもビタミンB群は含まれています。
サプリメントや栄養ドリンクの手助けも良いかもしれませんが、偏る事なくいろんな食べ物を食べて夏バテ防止、疲労回復、肌荒れ予防!